進行形
進行形にはBe動詞が含まれています。
疑問文を作るにはBe動詞で学んだ疑問文の形を思い出しましょう。
英語の疑問文は文頭がキーポイントでしたね。
今回は進行形の疑問文ですが、もちろん文頭がキーポイントです。
進行形〜現在進行形疑問文〜
まずは進行形のおさらいです。
進行形の形は「Be動詞 + 動詞の原形 ing 」でしたね。
Be動詞は主語によって変わります。<Be動詞の変化を確認> 簡単ですが以上です。
では進行形の疑問文に戻ります
「Be動詞 + 動詞の原形 ing 」の中にBe動詞が含まれています。
ということはBe動詞の疑問文の形が使えます。
Be動詞の疑問文の形を覚えていますか。 <Be動詞の疑問文の形を確認>
文中のBe動詞を文頭に移動するのでしたね。
進行形の疑問文も同じ方法です。
ただし、進行形は『Be動詞 + 動詞の原形ing』で進行形という形ですので、Be動詞を文頭に移動しても「動詞の原形ing」の形に変化はありません。
では実際に例文をみてみましょう。
■平叙文
主語 | Be動詞 | ing形 | |
Jun You He We They |
is are is are are |
washing speaking witing playing swimming |
a car. English. letters. soccer. in the pool. |
■疑問文
Be動詞 | 主語 | ing形 | |
Is Are Is Are Are |
Jun you he we they |
washing speaking writing playing swimming |
a car? English? letters? soccer? in the pool? |
文頭にBe動詞を移動し、ing 形はそのまま、そして文末に ?マーク、以上で進行形の疑問文の完成です。
<注意>
進行形は「Be動詞 + 動詞の原形 ing 」で一つの形となります。
くれぐれもBe動詞を忘れたり、動詞に ing をつけ忘れてはいけません。
以前、Be動詞と一般動詞は同じ文中に入ってはいけないと説明しました。 <確認>
一般動詞の疑問文で必要なものはDo(Does)でしたね。
しかしBe動詞を含んだ進行形にはDo(Does)は使用できません。
Be動詞の疑問文の形を利用しましょう。
これは進行形の過去形や否定文を作るときにも当てはまることなので覚えておきましょう。
文法は基本が大切です。 途中でつまずいたところがあればまずは最初にもどって読み直してみましょう。
■ちょっと一言
進行形の疑問文を学習してどうでしたか? 思ったより簡単に理解できたと思います。
私の説明のしかたとしては、英文の形を覚えてもらうという方法をとっています。
例えば今回のように「進行形なら文中にBe動詞が含まれているのでBe動詞の疑問文と同じようにBe動詞を文頭に移動する。」というような感じです。
ここで「なぜ、Be動詞が文頭にくるの?」と考える人もいれば、 「なるほど進行形の疑問文はこんな形か。」とそのまま覚えちゃう人もいるでしょう。
英語の学習方法は人それぞれですが、私としては後者の方のような考え方をオススメします。
オススメしますというよりも私としてはこんな教えかたしかできません。
実際不思議ですよね。 日本語ではBe動詞の役目である「です」という表現はこれだけしかありませんが、英語では主語が変わると数種類のBe動詞を使わなければいけません。
実際歴史的な片鱗でこれだけの種類のBe動詞が残ったようですが、私はその辺の歴史は詳しくありません。 興味のある方はどうぞ<参考:BE動詞の生い立ちの秘密>
こういうことを調べようとするとかなり時間がかかってしまいます。
英語を国語として身につけたいのであれば必要なことでしょう。
どのように英語に接していくかによりますが、英会話を楽しもうと考えているようであればできるだけ要領よく、効率的に学べる方法をとったほうが良いと思います。
最初は「なぜDoやDoesがあるのだろう」より「こんな形か」ぐらいでかまわないと思います。
もちろん気にかかる人はとことん英語を追及していくのも良いでしょう。
とにかく英語の学習は時間のかかるものです。
しかし基本的な部分を理解していればどんどん英語は簡単になっていきます。
数学や物理などはどんどん難しくなっていきますよね。
英語は逆です。 基本をしっかりみにつけていればどんどん簡単になっていきます。