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代名詞

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代名詞"目次"
人称代名詞
人や物の名前の代わりに、「彼」、「それ」、「あれら」などと表現する代名詞。けっこう便利ですよ
そのほかの代名詞itの用法

リスニング

代名詞、読んで字のごとく名詞の代わりということです。

ものには名前があります。 わたしたち一人一人にも名前があります。

もしも文章中でその名前をそのまま使っているとどうなるでしょう。
文章中でいちいちすべての名前を使っているとなにかと面倒です。

人や物の名前の代わりに、「彼」、「それ」、「あれら」などと表現することでその手間を省いているのです。
代名詞はとっても便利な役割をします。

人称代名詞

例えば、
■「斉藤君は14歳です。斉藤君は今学校にいます。」
この場合二度目の「斉藤君」を繰り返す代わりに「彼は」という表現ができます。

□「斉藤君は14歳です。彼は今学校にいます。」 もちろん彼=斉藤君です。

■「美智子(私)とゆう子と弘子と佐和子はモデルです。
美智子(私)とゆう子と弘子と佐和子はとても背が高いです。
この場合の二度目の「美智子(私)とゆう子と弘子と佐和子」を繰り返す代わりに「私達は」という表現ができます。

□「美智子(私)とゆう子と弘子と佐和子はモデルです。
私達はとても背が高いです。

どうですか、名詞(本当の名前)の代わりの代名詞を使うと文章がすっきりします。
このように人や物の名前の代わりになる「彼、彼女、あなた、それ、あれら」などを代名詞といい、その中でも人をさす代名詞を『人称代名詞』といいます。

人称代名詞には、主格・所有格・目的があり、単数と複数の形に分かれます。
■ 主格・・・文章中で主語になるもの  →We go to school.

■ 所有格・・・名詞の前に置かれ「〜の(もの)」という所有の関係を表します。  →This is my father.

■ 目的格・・・動詞と前置詞の目的語になります。  →She helps me.

日本語を使って例文を見てみましょう。
主人公:明(私)
友人A:祐一
友人B:純
友人C:優子

例文
「明(私)と祐一は純の本を優子にあげました。」
では次の文章の中の名前を代名詞に変えてみましょう。

□主語は「明と祐一」です。これは主格の人称代名詞『We(私たち)』を使うことができます。
□「純の本」では本を所有しているのは純(男性)なので所有格の『his』を使うことができます。
□あげるのは「優子」なので目的格の『her』を使うことができます。

人称代名詞を使って文章にすると
私たちは彼の本を彼女にあげました。 →We gave his book to her.

現在その本を所有しているのは優子なので、
「その本は優子のものです。」といえます。
主語の「その本」は主格の『It』を使うことができます。
「優子のもの」は所有代名詞『hers』を使うことができます。 →それは彼女のものです。 It's hers.

どうでしたか。 『主格・所有格・目的格・所有代名詞』なにやら難しそうな呼び方ですが、日本語で説明してみると、な〜んだ、という感じですね。

代名詞をまとめてみると

単数

主格
〜は・が
所有格
〜の(もの)
目的格
〜を・に
所有代名詞
〜のもの
一人称 I my me mine
二人称 You your you yours
三人称 He
She
It
his
her
its
him
her
it
his
hers
-

複数

主格
〜は・が
所有格
〜の(もの)
目的格
〜を・に
所有代名詞
〜のもの
一人称 We our us ours
二人称 You your you yours
三人称 they their them theirs

文章中の働きによって正しい代名詞を使用しましょう。

X
 I have she bag.  I have her bag . 
(所有格)
 She loves he .  She loves him . 
(目的格)
 It's my .  It's mine. 
(所有代名詞)

<注意>
文章を作るときは名詞の繰り返しをさけ、代名詞を使用するようにしましょう。

所有格を使用するときは数えられる名詞につけなければいけない a はつける必要はありません。
x a my freind → ○ my freind

■ちょっと一言

日本語で表現される「私・僕・俺・あたし・自分・おいら・あなた・あんた・きみ・お前・貴様・てめえ」などはすべて人称代名詞です。

かなりの数がありますね。
英語ではこんなに多くの表現はありません。

日本では古くからの礼儀作法になるのでしょうか、目上の方や、立場によって使う言葉がありますが、英語では「あなた」を使うとき誰に対してでも「You」を使います。

私も留学経験がありますが、先生に対してもYouといっていました。
始めのうちはなんだか変な感じでしたが、英語はこんなもんなんだろうなと割り切っていました。

日本では先生に向かって「あんた、お前」なんていえませんよね。
もちろん英語のYouがそんな意味にはとられないと思いますが、日本人である私にとって使う人によって言葉を選ぶ習慣がついているのでやはり目上の方に向かってYouというのは少し変な感じがしました。
ちょとしたカルチャーショックでした。




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