進行形
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過去の進行形ですが、進行形のイメージはつかめましたか?
進行形の意味は今この瞬間に動作を進行中ということでしたね。
"今この瞬間"というのがとても重要で、習慣的な表現を表す現在形とは区別されます。
では過去の進行形ですが、現在進行形の"今この瞬間"を"過去のその瞬間"と表現が変わります。
「そのときに〜をしていた。」という表現になります。
Be動詞を含んだ進行形の形です。Be動詞で学んだ過去形を利用することができます。
進行形〜過去形〜
過去進行形は「 〜 していた。(しているところだった)」
つまり、 「過去の"そのとき"に動作をしている状況を表します。
大切なのはある一点の時間をさしているということです。
英文の作り方ですが、進行形の現在形を学んできて進行形にはBe動詞の形が利用されるということがわかりましたよね。
進行形の過去形にもBe動詞の過去形の形があてはまります。
主語 | Be動詞 現在形 |
Be動詞 過去形 |
|
一人称単数 | I | am | was |
二人称単数 | You | are | were |
三人称単数 | He/She/This/It 一人称・二人称 以外 |
is | was |
一人称複数 | We | are | were |
二人称複数 | You | are | were |
三人称複数 | They 主語が複数 |
are | were |
過去進行形の文章をつくるにはBe動詞の過去形が必要になります。
主語によるBe動詞の変化を気をつけて文章を作りましょう。
では現在進行形を過去進行形に変えてみましょう。
■現在進行形
We are playing soccer . 私達はサッカーをしているところです。
■過去進行形
We were playing soccer . 私達はサッカーをしているところでした。
どうですか。
Be動詞の現在形が過去形にかわっているのが分かりますよね。
以上が進行形の過去形のつくりかたです。
進行形に特に難しいところはなく、私の教えた生徒さんもすぐに理解できていました。
もし分からないところがあれば、Be動詞の形を見直してみるとよいでしょう。
注意する点は動詞についているingをけっして忘れないようにしてください。
進行形はBe動詞とingが1セットになった形なのです。
そして過去進行形はBe動詞を過去形にすることがもっとも重要です。
■一言アドバイス
通常英文を作るときは、いつのことなのか時間を表す単語も文章に含ませます。
例えば
『普段は、いつもは、今日は、昨日は、去年は、8時ごろは・・・etc.』
これらの単語から今のことなのか、毎日のことなのか、何時に起こったことなのかがわかりますよね。
これまでに学習してきた時制は現在形、過去形、進行形などがありますが、それぞれの時制によって時間を表す単語があります。
当然のことですよね。 「明日は」、という単語を使って「〜した」という過去の文章は使えませんよね。
特に進行形はある時間の一点だけをさして動作を表している形なので、時間を表す単語が限られてきます。
よく使われるのが
「then,at that time=そのとき」や「now=いま」、などがあります。
英文を作るときにはできるだけ時間を表す単語も含めるようにしましょう。
ちなみに時間を表す単語は文章の最後に来ることが多いです。 (ケースバイケースですけどね)
□I was reading a book then.
=そのとき、私は本を読んでいた。
□At that time, she was watching a TV.
=そのとき、彼女はテレビを見ていた。