進行形
否定文
進行形はBe動詞を含んでいますよね。
Be動詞で学んだ否定文の形を思い出しましょう。
そしてもう一つ否定文には欠かせないnotが登場します。
Be動詞とnot。見慣れたパートナーですが、進行形のもう一つの主人公ingのことも忘れないでください。
進行形〜現在形否定文〜
まずは進行形のおさらいです。
進行形の形は「Be動詞 + 動詞の原形 ing 」でしたね。
Be動詞は主語によって変わります。＜Be動詞の変化を確認＞
ingをつけるときのの語尾のつくりかたに注意しましょう。
簡単ですが以上です。
では進行形の否定文ですが、Be動詞を含んだ進行形の形は否定文にも、Be動詞の否定文の形が利用できます。
Be動詞の否定文の形は「Be動詞 + not 」でしたね
これを進行形の文の形にあてはめると
「Be動詞 not + 動詞の原形 ing 」このようになります
Be動詞とingは進行形には必要不可欠なものです。
その中に否定形で必要な not を加えているのです。
では実際に例文をみてみましょう。
■平叙文
| 主語 | Be動詞 | ing形 | |
| I You He We They |
am are is are are |
washing speaking witing playing swimming |
a car. English. letters. soccer. in the pool. |
■否定文
| 主語 | Be動詞+not | ing形 | |
| I You He We They |
am not are not isn't aren't aren't |
washing speaking witing playing swimming |
a car. English. letters. soccer. in the pool. |
＜注意＞
進行形の否定文にはBe動詞の否定文の形が使われます。
amn't という形はありません。
I'm not washing a car. という形にできます。
いずれもBe動詞で学んだ形ですね。
■一言アドバイス
日本語訳のときの現在形と進行形の違いに注意しましょう。
進行形現在形の学習のときにもお話しましたが、進行形の文を作ること自体はあまり難しくはありません。
気をつけなければいけないのは現在形との区別です。
今回は進行形の否定文の説明をしますが、 否定文にしても今現在「〜をしていない」という、まさに今の状況を表現します。
例文を見てみましょう
□I don't play baseball.
■現在形 否定文 ・・・ 「〜 しません」 文のイメージから習慣的な感じがします。
I play soccer.
この文章を続けて訳してみると 「私は野球をしません。サッカーをします。」このようになります。
どうでしょう。 文脈から（普段）野球はしないけれども、サッカーはします。 という意味合いが感じ取れますよね。
この文章を I don't play baseball. I am playing soccer. にして現在形と進行形を混ぜてみました。
日本語訳をしてみると
「私は野球はしません。サッカーをしています。」
なんとなく日本語はあやふやですよね、 「普段」や「今」という表現が含まれていないと時間が一致しているのか、いまいち伝わりません。
ところが英語ではこの両者は完全に別になっているのです。
この文を外人さんが聞くと 「私は普段野球はしません。今私はサッカーをしています。」
このように前の文には自動的に普段という表現が入り、後ろの文には今という表現が入ってしまいます。（そういう感じがするということです）
これならおかしいと思いますよね。
「普段何をしていますか？」と質問されて「今〜をしています。」とは答えられません。
これが現在形と進行形の違いです。
なんとなくイメージつかめましたか。
では正しい例文を紹介しておきます
■Are you watching the TV?
□No, I'm not.
□I'm listening the radio.
■あなたはテレビを見ているところですか。
□いいえ、テレビは見ていませんよ。
□私はラジオを聴いているところです。
文章を作るときは状況によって現在、過去、進行形を使い分けるようにしましょう。
