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はじめよう英会話

時制とは基本的に話し手からみて現在・過去・未来のいつの出来事なのかといった時間的位置関係を表現する役目をします。

当たり前のことですが、話の中で時制がなければ支離滅裂な話になってしまいます。
また、いろいろな時制を知っておくことで表現したいことに幅が生まれ、さらに会話に豊さが生まれます。

時制は表現力にも一役買っているのです。

時制の表現

時制というのは、話の内容が"いつ"のことなのかを表現する役目をします。

基本的な時制として『現在』『過去』『未来』があり、それぞれに進行形と完了形いう形を持たせることができます。
『現在進行形』『過去進行形』『未来進行形』、『現在完了』『現在完了進行形』『過去完了』『未来完了』

日本語では「〜する」「〜した」「〜するでしょう」などのように語尾により時制を認識することができますが、英語ではそれぞれの時制はおもにBe動詞や一般動詞(例外として未来時制は助動詞を使用します)を変化させることによって表現することができます。

英語では主語の次に動詞がおかれるので、日本語と違い文頭により時制を認識することができます。

英語の特徴として、英語では動詞を変化させることで時制の表現を行うので、日本語よりも時間のことがはっきりしています。

たとえば日本語で「地球は太陽の周りをまわっている。」
この文章では話し手が太陽が今(進行中)まわっていることを話したいのか、それともずっと(習慣的)まわっている、ということを表現したいのかがわかりません。

英語だと「現在」の表現と「進行形」の表現では動詞の形が違うので時間的なものが明確に認識できます。
■The earth goes around the sun.
(現在形:習慣的に行われていること)
「地球は太陽の周りをまわっている(まわり続けている)」という表現になります。

■The earth is going around the sun.
(進行形:今現在行われているということ)
「地球は太陽の周りをまわっている(今まさにまわっている)」という表現になります。

時制の表現方法

このように英語では動詞の形がそのまま時制を表現することになるので、動詞の形を覚えなければいけません。

覚えなければいけない動詞の形としては、原型・過去形・過去分詞形があります。
(三単現や進行形は原型を変化させます)

動詞は規則動詞・不規則動詞に分けられ、規則動詞を過去形・過去分詞形に変化するときは、語尾に_edをつけるだけでよいのですが、不規則に変化する動詞は文字通り規則性がないので、暗記するしかありません。

■一言アドバイス

数学などの問題と違って、言葉の表現の仕方は必ずしも一つの答え方だけが正解というわけではありません。
どの表現が妥当かは、話し手によって決められます。

例えば、話の最中に、現在完了形を使用するのか、現在完了進行形を使用するのかは、話し手がどのように表現したいのかによります。
どっちを使ったら間違いとかではありません。
ただし、いろいろな時制の表現方法を知っていると、より幅の広い会話表現ができるようになるので、いろいろな時制の時間的位置関係を把握しておいたほうがよいでしょう。

英語の文形は各時制によってしっかり形が決まっています。
各時制の文章を作るにはこの形を覚えておけばすぐに作ることができますが、似たような時制の表現があるのでその違いをイメージすることが難しいでしょう。

例文などと一緒に覚えることがコツです。
まずは日本語での例文で時間関係をイメージするとよいでしょう。

繰り返すようですが、言葉の表現の仕方は必ずしも一つの答え方だけが正解というわけではありませので、まずは簡単な表現から始めていき、徐々に表現方法を増やしていきましょう。

『現在』:習慣的な出来事を表現します。

『過去』:過去の一時的な時期に起こったことを表現します。

『未来』:将来起こるであろう出来事を表現します。

『現在進行形』:今の時点でこっている進行中の出来事を表現します。

『過去進行形』:過去のある時点で起こっていた最中のことを表現します。

『未来進行形』:将来ある時点で起こっているであろう最中のことを表現します。

『現在完了』:過去に起こった出来事を現在の状況として表現します。

『過去完了』:過去に起こった出来事のさらに過去に起こったことの状況を表現します。

『未来完了』:将来のある時点まで継続しているであろう出来事を表現します。

わかりにくい説明になってしまったかもしれませんが、今後例文も含めてさらに詳しく紹介するつもりですのでしばらくお待ちください。

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