命令文
命令や依頼の意味を表す文をまとめて命令文といいます。
英語の文章は基本的に必ず主語が必要になります。
ただしこの命令文に限っては話している相手が限定されているので、主語を省略することができます。
命令・依頼文
「命令文」と聞くとイメージ的に強制的な感じがしますが、とくに強制的に何かをさせるときだけに使うわけではなく、「 〜 しなさい(命令)」や「 〜 してください(依頼)」などの文を総称して命令文と呼びます。
語調を和らげるために、文章の前か後ろに Please などをつけることが多いです。
命令文の形としては
■『動詞の原形 〜 . 』このようになります。主語が見あたりませんよね。
これは、命令文のとき、話しかける相手は必ず「あなた」になるためです。 ちなみに英語で「あなた」は You そして、「あなた達」も You です。同じですね。というわけ命令文では主語は
You ということが決定しています。
主語が決まっている、というわけで主語を省略することができるのです。
=例=
■Take your seat, please. (どうぞお座りください)
■Run. (走れ)
両方とも「あなた」に対して命令しています。
このように命令文は話し相手が限定しているので主語を省略して動詞の原形だけで作ることができます。
人の名前などで命令文を作るとき , (コンマ)で名前と文を区切りましょう。
■Yumi, give it to me. = Give it to me, Yumi.
(ゆみ、それを私にください)
Pleaseを文頭に置くときにはコンマはつけず、文末に置くときにはコンマをつけましょう。
■Please teach me. = Teach me, please.
(私に教えてください)
命令文の形は「動詞の原形 〜 」の形になるので、例えば形容詞の quiet (=静かな、ひっそりとした)などを命令文にするときは、状態を表す
Be動詞を使わなければなりません。
Be動詞は am are is でしたね、実はこれらの原形が be になるのです。(それで am are is などを Be動詞と呼ぶのです。知っていましたか)
=例=
■Be quiet. (静かにしなさい)
■Be honest. (正直になりなさい)
形容詞など一般動詞以外を命令文にするときにはBe動詞が必要になります。
否定命令文
「 〜 してはいけない」
否定文になっているのでここでも not を使用します。
そして、動詞の否定文になりますので、Do not を利用しますが、否定命令文では通常短縮形の Don't を使います。
=例=
■Don't swim here. (ここで泳いではいけない)
■Don't use it. (これを使ってはいけません)
<重要>
気をつけなければいけないことは、Be動詞を使った命令文の否定形にも Don't を使わなければならないということです。
=例=
■Don't be late. (遅れてはいけません)
■Don't be noisy. (騒がしくしてはいけません)
命令文は、対話文の一部として出題されることが多いので、相手に何かを申し出るときでも命令文が使われるということを覚えておきましょう。
=例=
息子 : Mike and Michelle are my friends.
母 : Be kind to your friends.
=訳=
息子 : マイクとミシェルは僕の友達なんだ。
母 : 友達にはやさしくしてね。