文法の時間
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文法の時間"目次"
品詞
英語の語順(1)
英語の語順(2)
英語の語順五つのパターン可・不可算名詞、単数・複数
形容詞の並べ方
Be動詞
英語の文章を組み立てているのは「主語」「動詞」「目的語」「補語」になります。
まずは、文中の単語を区分わけをして、どの単語が主語になっているのか、どの単語が動詞になっているのかを見分けましょう。 そうすることで文章の構成が見えてきます。
ではこれらの組み合わせのパターンを見てみましょう。
英語の語順(2)
日本語とは違う英語の語順ですが、5つの文型に分けることができます。
■第一文型 : 主語 + 動詞
主語と動詞で出来ている一番短い文章です。
主語 | 動詞 |
I (私は) | sing. (歌う) |
We (私たちは) | run. (走る) |
ものの名前や、代名詞なら何でも主語になることができます。
そして主語の後ろに動詞を置くことで、その主語の動作状況や状態を説明することができます。
「主語=Subject」と「動詞=Verb」の頭文字をとって「SVの文」と呼ばれています。
■第二文型 : 主語 + 動詞 + 補語
動詞の後に、主語を説明する補語があります。 主語 = 補語の関係になっています。
そのためBe動詞の使われている文章に多い形です。
主語 | Be動詞 | 補語 |
I (私は) | am (です) | a teacher. (先生) |
This (これは) | is (です) | a book. (本) |
He (彼は) | is (です) | busy. (忙しい) |
一般動詞でも一部 主語=補語の形があります。
主語 | 一般動詞 | 補語 (〜に) |
I (私は) | become (なる) | a doctor. (医者に) |
主語=補語とは、「私=先生、これ=本」ということです。
主語の後ろのBe動詞によって主語と補語が結ばれているのです。
Be動詞は動詞の仲間で状態を表す動詞といえます。
主語を「何々(補語)」の状態と説明しているのです。 というわけでBe動詞の使われる第二文型は主語=補語の関係が多いと言われているのです。
一般動詞でも私=医者という関係が「なる」という動詞で結ばれているので、こちらも第二文型といえるのです。
補語=「Complement」 主語・動詞・補語の頭文字をとって「SVCの文」と呼ばれています
■第三文型 : 主語 + 動詞 + 目的語
主語・動詞と、その動詞の目的語で出来ています。
目的語は「〜を」「〜が」などにあたる部分で、一般動詞のすぐ後に置かれます。
主語 | 動詞 | 目的語 (〜を、が) |
I (私は) | play (します) | tennis. (テニスを) |
We (私達は) | like (好きです) | English. (英語が) |
「〜をする」の〜に入る部分が目的語です。 これは動詞の目的になっています。
目的語には日本語の「を」「が」などがつきます。
主語と動詞だけでは文章が成り立たず、動詞を説明する語(目的語)が必要になります。
例えば I know. これだけで終わってしまうと「私は知っている」となり もちろん「何を」という疑問が出ます。
そのために動詞の目的語が必要になります。
I know the fuct.「私はその事実を知っている」 動詞の目的語がおかれてすっきりした文になりました。
「目的語=Object」 主語・動詞・目的語の頭文字をとって「SVOの文」と呼ばれています。
■第四文型 : 主語 + 動詞 + 目的語 + 目的語
主語・動詞その次に動詞の目的が2つ続きます。
目的の一つ目は「人」で二つ目は「物」になることが多いです。
一部の一般動詞にしかこの文型は使われません。
主語 | 動詞 | 目的語 (〜に) | 目的語 (〜を) |
I (私は) | give (あげます) | you (あなたに) | a pen. (ペンを) |
He (彼は) | teaches (教える) | me (私に) | English. (英語を) |
主語・動詞・目的語・目的語の頭文字をとって「SVOOの文」と呼ばれています。
■第五文型 : 主語 + 動詞 + 目的語 + 補語
主語・動詞・目的語の次の補語は,その前の目的語を説明しています。
目的語=補語 の関係になっています。
一部の一般動詞にしかこの文型は使われません。
主語 | 動詞 | 目的語 (〜を) | 補語 (〜と) |
We (私達は) | call (呼びます) | him (彼を) | Jun. (ジュンと) |
She (彼女は) | named (名づけた) | it (それを) | Pochi. (ポチと) |
主語・動詞・目的語・補語語の頭文字をとって「SVOCの文」と呼ばれています。
主語の後ろについている「〜は・が」、目的語の後ろについている「〜を・が」、補語の後ろについている「〜に・と」などは、英文から日本文に訳するときに、文がおかしくならないようにあてはめましょう。
一見複雑そうに見える英語の語順ですが、英語の文章のパターンはこの5つで表すことができます。
少しづつ単語を覚えて、これらの文型を使って文章を作れるようになりましょう。
■英文法が分かるとこんな感じになります→分かる!解ける!英文法!