英会話独学術
効果的英語学習法
英語の学習の最終目標はやっぱり話せるようになることですよね。
未来形は不適切な表現?
英文を学習するときに現在形、過去形や進行形などという呼び名をしますが、これらが何を意味しているか考えたことがありますか?
現在形、過去形、進行形という名前が指しているものは、もちろん動詞の形です。
現在形いわゆる動詞の原形を使用しますよね、原形というのはそのままの形ということです。
過去形も動詞が過去に変化した形、語尾に_edをつける規則動詞と不規則に変化する不規則動詞がありますね。
進行形は動詞の語尾に_ingをつけた形です。be動詞が含まれますが、これも動詞が変化しています。
当サイトではまだ紹介していませんが、現在完了形という形もあります。(今後紹介する予定です)
文の形としては、「have +
動詞の過去分詞」このようになります。
過去分詞、初めて聞く方いますか?、これも動詞が変化した形になります。
基本的に動詞は現在形、過去形、過去分詞形、そして進行形の形を覚えなければなりません。
これらを覚えなければ時制を持った文章を作ることができません。
英文を学習するときに私たちは現在形、過去形というふうな名前で呼びますが、この名前は動詞の形を指しています。
それでその文に時制を持たせることができます。
さてそこで未来形という文章はあるのでしょうか?
以前私が家庭教師をしていたころ、この未来の文を未来形といっていることがありました。
私としては特に意識をしてはいなかったのですが、ある生徒から「未来形という形はないんだよ。」と指摘されました。
その理由というのは学校で「未来の文を作る方法は2種類willを使ったものとbe going toを使ったものがあります。が、これらは動詞が変化した形とはいえませんね。だから未来形とは言えませんよ。」と説明を受けたそうです。
つまり未来形と言ってしまっては動詞が未来形に変化しなければならない、ということになってしまいます。
動詞の未来形は存在しないのですから未来形とはいえない、とこうなるのです。
私としては未来の表現が使われている文章なので、未来の形の文ですよ、つまり未来形ですよ。と文章をさしているつもりだったのですが、この表現が誤解を招く表現だったようですね。
そこで生徒には「そ、そうだね、ごめんね、先生間違ったね(ムカッ)」こんな感じで穏便に済ましました。(笑)
そこで未来のことを話している文章は、"未来の表現の文章"というふうな表現を使っています。
文章の形を動詞の形で表現していると話しましたが、これは文章を作るときにはとてもたすかります。
例えば
現在形の文章を作りたいなら
主語 + 動詞の現在形
過去形
主語 + 動詞の過去形
進行形
主語 +be動詞 + 動詞_ing
現在完了形
主語 + have + 動詞の過去分詞
ある時制の文章を作りたければ、その時制の名前を持った動詞を使用すれば、その名前の通りの時制を持った文章が出来上がるということですね。
つまり動詞の時制の形を覚えてしまえばいろんな文章を作ることができるということですね。
もちろんその他にも覚えなければいけないルールもありますが、まだ現在完了形を習ったことのない人でも
すぐに現在完了形の文章を作ることができるでしょう。
何事もグループ化して覚えると区別がつきやすくなります。
例えば単語の品詞や主語にしても一人称単数はどういうものがある、二人称単数は、三人称単数は、というふうにグループ化しておくのです。
結果的にこの方が覚えが早いでしょう。
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